GP2009危機対応実践力養成プログラム 長田と震災 I


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危機対応実践力養成プログラム

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シラバス

長田と震災 I(1年前期開講科目)

1.授業の概要・目的・ねらい

保育者や歯科衛生士といった専門職業人には、災害時においてボランティア活動のような「できればよい」というレベルではなく、危機対応力をもって実践「しなければならない」レベルの活動が求められる。この授業においては、人と防災未来センターを見学し、語り部による阪神淡路大震災当時の話を聞くなどして、見聞を広めるほか、講演を聴き、少人数ゼミの中で討議の体験を積み重ね、専門職業人である前にまず一人の人間として、平時・災害時を問わず、自分にできることを考える。最後の授業で、「学びのカルテ」を配布する。このカルテは授業内外で学んだり、経験したことを生涯にわたって書きこむカルテである。このカルテは自分の学びの軌跡を確認し、学びの向上に役立てるとともに、非常時にボランティアとして活動する際提示して、自分にできることを即座に相手に伝えるなどの効用がある。専門職業人になった後も活用できるカルテである。

2.学習の到達目標

受講生は、防災・減災に関する基礎知識を修得するとともに、市民救命士資格を取得する。リスクマネジメントについても学び、種々のリスクに適切に対応する能力を高める。

3.授業の内容・計画

見学および講演等は、全員一斉に実施する。ゼミは、教員ごとに固定メンバーで実施する。

第1回
オリエンテーションLinkIcon動画
第2回
語り部リレー(長田区青少協会長久保氏・清水氏・野村氏)LinkIcon動画
第3回
語り部リレー(長田区青少協会長久保氏・清水氏・野村氏)
第4回
人と防災未来センター見学
第5回
人と防災未来センター見学
第6回
人間尊重―生命について―

「終末医療とホスピス」(関本クリニック院長の講演)

第7回
人間尊重―生命について― ワークショップ
第8回
人間尊重―生命について― (ゼミ) 担当者 P科O科全教員
第9回
災害について学ぶ          担当者 足立了・畑LinkIcon動画
第10回
リスクマネジメントについて―UDの観点から― (森崎氏の講演)LinkIcon動画

担当者 足立了・畑

第11回
リスクマネジメントについて(ゼミ) 担当者 P科O科全教員
第12回

担当者 足立了・高松・高藤・柳原・畑

第13回
市民救命士演習

担当者 足立了・高松・高藤・柳原・畑

第14回
非常時を想定して平時にできることを考える(ゼミ)  担当者 P科O科全教員
第15回
まとめ(長田と震災Ⅱ・Ⅲとの関連について説明)   担当者 足立了・光成