GP2009キャリアガイドシステムの構築 取組代表者挨拶


kobetokiwa.png

神戸常盤発!
元気の出るキャリアガイドシステムの構築

TOP > GP 2009 > キャリアガイドシステムの構築 > 取組代表者挨拶

取組代表者の挨拶

■ 元気の出るキャリアガイドシステム

神戸常盤大学キャリア支援委員会 委員長 小野一男(口腔保健学科)

 2010年4月、新たに神戸常盤大学に常設委員会としてキャリア支援委員会が開設されました。これは本学の就学・就業教育の取り組みが文部科学省公募事業「平成21年度大学教育・学生支援推進事業(就職支援推進プログラム)」にGood Practice(優れた取り組みの意)プログラムとして選定されたのを契機として誕生しました。その取り組みとは、学生自らが学び生きる意欲を高め、人間力と職業観を磨く挑戦をサポートするためのシステム、すなわち「キャリアガイドシステム」の構築と推進にあります。本システムの概要は4つのステップに示されます。Step 1:在学中は専門職業人のたまごとして、提供される学科単位でなく全学科を対象とした数々の就学・就業プログラムに参加します。そして専門性の異なる他学科そして他学年で学ぶ学生と協働・学習して自律と自立を図り、自ら学び生きる力、即ち人間力を養い、「何のために本学で学び生きるのか」の命題に、答えを出すことになります。これには卒業生や職能団体などがキャリアサポーターとして加わり、その経験や地域社会情報を共有して自発的・意欲的な自己実現と進路決定を目指します。Step 2: 自らカラを破り社会人のスタートラインにつきます。本学における建学の精神に則り、自ら専門的知識と技術を学んだ結果として得られた資格は生涯の生きるツールとして知価となります。就職はゴールでなく専門職業人としてのスタートとなり、前述のキャリアサポーターが支援します。Step 3: 専門職業人として羽ばたきます。キャリアサポーターとして登録し、本学が提供するリカレント教育で更なるスキル・キャリアアップを図り、本格的な専門職業人として成長します。Step 4: 専門職業人として蓄積した知識と技術を母校へ還元し、キャリアサポーターとして就学・就業プログラムに参加し、在学生のStep 1の人間力と職業観を磨く挑戦をサポートします。このキャリアガイドシステムの発展形態の一つとして、学内オンラインシステムを構築し、Webサービスとしてプログラムを提供する構想があります。プログラムも学科混同の小グループで学習する多彩なメニューを提供し、何時でもどこでも学べる形態になります。本委員会は現代の個と知の時代、そして国際化・情報化社会に対応できる専門職業人育成を目指して、本「キャリアガイドシステム」の構築と推進にあたります。尚、実務はキャリア支援課が担当していますので、どうぞ気軽にお立ち寄りください。